悪いことをばかりを探すより
あれもよかった
これもよかったと
小さな喜びのかけらの
良かった探しをする
全ては何かの気づきにつながっているのだけれど
人間だから嫌な目にあうと
あんなことがあったから
こんなことをされたから と投げてしまう
それならば
最初から一日の終わりには
あれもよかった
これもよかった と
小さなこと 大きなことにかかわらず
良かった探しをすればいい
昔、カルピス漫画劇場という長く続いた番組があった
その中に「ポリアンナ物語」という作品があった
堀江美都子の明るく溌溂とした声が主人公にはピッタリだと
思ったのを覚えている
30年以上も前の作品なので
内容はだいぶん忘れてしまったが
主人公ポリアンナのやっていた「良かった探し」を思い出す
どんなことが起きてもその中からよかったと思えることを
探し出して明るく振る舞うためのゲーム(?)を自分も
そして彼女に係る周りの人たちにも明るく生きることのすべを教えていた
見つけるのが難しければ難しいほど面白く
その「よかった」を見つけた時の喜びも大きいというのだ
その作中で当時ノートに書き留めた詩の一遍があり大事にしている
何一つ楽しみのなさそうな所に一番多く楽しみがかたまっている
地に落ちる一枚の木の葉は音を立てても立てなくても
必ず何かの喜びをもたらしてくれる
どんな苦しい時にでも
クスっとほくそ笑むような
小さな喜びのかけらを大切にしたい
さっき読んだ本に
運が良くなるというのは
言い換えれば
どんな状況でも幸せを感じられるということ
とも書いてあった