どんな問題が起きてきても 問題は向こうにあるんじゃない
問題は向こうにあるのではなく 受け止めるほうのこちらにある
いまここ で受け止める
肝心なのは
そこから どう動くかである
今日は朝早くから大腸内視鏡検査に出かけた
10月末に受けた健康診断の便潜血で初めて引っかかった
大体10年に一回の割合で大腸内視鏡検査は受けていた
7年前に受けたのだがちょっと予定より早かったし
初めて便潜血で引っかかったし 後輩に同じように検診で見つかり
大腸がんが発見され肛門再建手術を受けて5年目になる者もいたり
私の母も大腸がんで亡くなっているがん家系
大難は小難に 小難は無難に と ご神前にお願いしいしい
今までにない心の落ち着きはあった
特に約2年前の不整脈入院以来
死んだら死んだときよ という思いがいつの間にか身についている
成り行きにおまかせすればいいのだと
コロナ新株オミクロンで落ちていく値段を携帯で見ながら
お~お^落ちていくわいと
マグコロールを1800mlを1時間かけて飲んで出る便の色を
みながら検査前処置を済ませる
処置室は個室になっていて出そうになるとすぐにトイレに
行けるようになっているので他の患者とは一緒にならずトイレも清潔だった
今回も含め過去2回と同じDrにお願いして診て頂くことにしたのだが
これまでよりも念入りに見て頂けた
結果は問題なし
ポリープもなく何故便潜血があったのかわからぬくらい腸は綺麗だと
ただ 昔から痔の後のようなものがありこれが膨らんだり縮んだりして
悪さをしていたのではないかとのこと
痔の症状が体調が悪い時のバロメーターのように出たり引っ込んだりする
その痕跡はちゃんとあった
大腸がんの発生頻度は全国的に高くはなっているので今後もちゃんと検査して
注意しなさいよ 早く見つければ助かる確率は高いがんだから
とアドバイスを受けた
ほぼ半日掛かりの検査でありましたが こころの安心を得た
今までの普通と違うことが起こったとき それはなにかのお知らせだと思う
気づきのときなのだと思う 気づく努力をしなければならぬときだと思う
そこで動かなければ
なにごとも 立ち行かぬことになってしまう
立ち行かぬことになってしまってからでは遅い
ちなみに何も食べずに帰宅して検査前と検査後の体重を測ってみた
便を出し切ってしまってすっからかんにしたらどの程度体重は落ちる=
便量ってどのくらいあるのかを知りたかったのだ
約1.3キロ落ちていた
正確ではなかろうが まあその位の便を抱いて生活している私は
生かされて生きる 自力では少しも動くことのできぬ”糞袋”なのである
ちなみに前述の私の後輩は
便潜血で発見されてすぐに検査を受けた
医師の宣告はステージの高い直腸がんだと言われた
彼が素晴らしいのは受け止めてすぐに自分の伝手で近畿大学の
肛門再建手術の権威を探しだし対処したことだ
彼の集中力と行動力には頭が下がる
あえてストマを選ばなかったことで5年経った今も
くしゃみなどの腹圧で多少の便を漏らすこともあるらしいが
他に転移もせずに健康でいる
有難いこと
今日もおかげを頂けた
緑の上の線に沿って上がっていくイメージで良いのかどうか
落ちていくようだと・・・売り屋にとっては結構な話なのだが
そうはいかない人たちも・・・
オミクロン様 次第であろうか?
おまけ
ちょっと微笑ましかったので朝日新聞の記事から
子どもたちが家族への思いをつづる「第28回おかあさんの詩コンクール」(NCC長崎文化放送主催、JA全農ながさき共催、朝日新聞社など後援)で、長崎市立淵中3年・原田晋之介さん(15)の「『話』という名の鍵」が最優秀賞に選ばれた。
原田さんの父・智徳さん(49)は錠施工技師。自ら営む鍵店で、お客さんのドアにぴったり合う鍵をつくっている。
あるとき、原田さんは父が家では別のドアを開けようとしていることに気づいた。「恥ずかしい」「カッコつけたい」「めんどくさい」。中学生になって色んな鍵がかかった、自分の心のドアだ。
お笑い芸人の話題を出したり、面白い返しでニヤリとさせたり。父はあの手この手を使う。
父さんは 何度も 何度も 形を変えて 鍵を作ってくる
だから 時々開くんだ
僕は笑ってしまう
父は心の中に入ったけど 僕が追い出す
毎日 この繰り返し
はぁ 今日も開けようとしてくるよ
108校・1853編の応募作から選ばれた入賞作品は、長崎文化放送で紹介する予定だ。28日、智徳さんと収録に臨んだ原田さんは「父とずっと話せたらいいなという思いを込めました」と笑顔を浮かべた。
「父とずっと話せたらいいなという思いを込めました」
この素直さがとてもいいなあと思う