人はいつも板を担いでいる
板を担ぐと
担いだ板に一方の視野が遮られて 板の裏側のほうは見ることができない
ものの一面だけしか見えず
広い視野に立って全体を正しく見ることができない
人は板を担いでいることを意識していれば
下ろすこともできる
板を下ろさなければ
本気にもなれない
本腰を入れることもできない
まして、本物にはなれない
難儀なことは なくならないし なくす努力も必要ない
自分がかついでしまっている板を
よっコラショと 下ろしてしまえばいいことだ
板をおろして見える景色は
自分の視野の狭さや 自分のこころのある場所を
改めて知らしてくれる
行き詰まりを感じたら
少しでもはやく板をおろしてしまうことだ
相場で曲がっている時は 曲がった板をかついでいる
曲がった板を下ろしてしまえば どうすればよいかも見えてくる
広い視野で銘柄全体の動きが見えてくる
いつも板を下ろした状態で相場が見れればいいのだけれど・・・
板を下ろすことは
その局面に対して素直になれってことかもしれない・・・ね
