2022-10-12 天 嘆いて空を見上げる 溜息交じりに天を仰ぐのは天に失礼である しかし、何かにすがりつきたいという時に 本来なら自分の足元を見つめるべきところを 自然と天を仰いでしまっている 天から離れ己私に執着する日々 自己の内なる無明との闘いを忘れて 存在もしない他人との戦いに明け暮れる 愚痴が口を突いて出てきたら それは天からの罰である