寿命という大きな器の中に
私の“いま”と(いま)をどう入れていくか、
また、その「いま」を自分以外の何かの為に使うことが
私の今生の仕事
「あすがある
あさってがあると考えている間は
なんにもありはしない
かんじんの「いま」さえないんだから」 (東井義雄)
「花は」
花は自分の美しさを
知らないから
美しいのだろうか
知っているから
美しく咲けるのだろうか (星野富弘)
美しく咲く
花の根元にも
みみずがいる
泥を喰って
泥を吐き出し
一生土を耕している
みみずがいる
きっといる (星野富弘)