minayuyu2019’s blog

Take the first step in faith.You don’t have to see the whole staircase, just take the first step.

2022-03-01から1ヶ月間の記事一覧

動中の工夫 静中の工夫

勝つためのシナリオは頭のなかのイメージ通りには簡単にはいかない 言うまでもなく相手も動いている 禅語に「動中の工夫は静中に勝ること百千億倍」という言葉がある 坐禅は”静中の工夫” 労働(作務)を”動中の工夫”と呼び この二つを修行の両輪としている 昨…

ひとしずく

森が燃えていました森の生きものたちは われ先にと逃げていきましたでもクリキンディという名のハチドリだけは いったりきたり口ばしで水のしずくを一滴ずつ運んでは火の上に落としていきます 動物たちがそれを見て「そんなことをして いったい何になるんだ…

何かを得れば 何かを失う そして何ものをも失わずに次のものを手に入れることはできない 道から外れるから目的地に到達できず 迷う 道程 高村光太郎 どこかに通じてる大道を僕は步いてゐるのぢやない僕の前に道はない僕の後ろに道は出來る道は僕のふみしだい…

独楽

なんでもそうであるが 伸びる人とそうでない人との違いは 任された仕事を任されたこと以上にやろうとするか 任された仕事がやらされ感で自発的になれないかで決まる やらされている仕事をやりがいのある仕事に変えられるのは本人しかいないのであるが やらさ…

真実の答

いち人物の死後に残り思い出となるのは 地位でも財産でも名誉でもないこんな人だったこういう嬉しい所のあった人だという その人自身 言い換えればその人の心・精神・言動であろうかこのことが、人間とは何かという問の真実の答になる 生き切ったところに死…

自分育て

意地張ってなんの得がある 自分やろ 最終的には自分やろ 自分をどう育てたいんや ひとに腹立ててもしかたないやろ ひとのせいで自分まで潰してしまうんか 世の中は不条理なことばかり 周りの理不尽さは数えればきりがない 自分の思うとおりになる世の中なん…

金で人の面を張るというが 金よりも心で人を張るなよ TVのテニス解説でよくお見掛けする 杉山 愛さん 素直な真っ直ぐな性格が声と顔に素直に出てらっしゃる 現在、ジュニアを育てることに邁進されており コーチングについて語っておられるが やはり最後は本…

油断

年に一丈も伸びる木に 大木はない 時節が来ないのに 苛立ってはいけない 過ぎたことを思うと 惜しいことをしたと思う 十年ののちを思えば遠いことであるが 過ぎてみればじきである 油断はならぬ

耳ふたつ 口ひとつ

人は耳がふたつで 口ひとつ 砂に水が染み入るように人の話を「ウン、ウン」とはなかなか聞けないもので 多くを聴いて多くを語らず 相手を思いやる態度が器をつくる 『荘子・徳充符』の中の昔話のひとつに中国の衛の国に、哀駘它(あいたいだ)という野暮った…

前を向くスイッチ

PCは使う時だけON スマホはず~っと故障しない限りON 心臓さんは母の胎内でON(私の心臓さんは2年前一度OFFになりかけた) 喜怒哀楽はONになったりOFFになったり スイッチには二通りある 目に見えるものと 見えないもの 自分の意思でONにでき…

いのちのレシピ

じゃがいもをいくつか渡されて 「なんでもいいから料理を作ってください」と言われ できるのは「肉じゃが」しかないので まずはこれを作ってみる 自分の頭のなかに数種類のレシピがあれば これはどうでしょうか あるいは他の食材と合わせて こういう料理はい…

からくり人形

今日も 自分の中に住んでいるからくり人形が何回顔を出すのだろうか わたしという 安定化志向で急激な変化を嫌う からくり人形 リスクを取らないでいる惰性で生きている自分の 頼もしい味方 同じことを繰り返していて そろそろもうこのあたりで変化しようと…

つかめるときに

聞けるときに 聞いておかないと決して聞けないコトバがある言えるときに 言っておかないと再びは言えないコトバがある つかめるときに つかんでおかないと死ぬまで無縁の宝があるみがけるときに みがいておかないと光らぬまま朽ちて行く宝がある 得たものを…

円の中心

それはまだ教えてもらっていないから 分かりません それはまだ教えてもらっていないから 無理です それはまだ勉強していないので 分かりません それはまだ読んでいないので できません 先日、長女の同期が会社を辞めたそうだ 入社してまだ1年も経っていない …

心のありかた

何か一つでも上手くできると 他のことも上手くできるような錯覚に陥ること しばしばである 「そんなことは誰でも知っている」「そんなことは誰でもできる」・・・ そんなことの内容ではなく そんなことを言う相手に対しての優越感がそのような言動となるとこ…

真ん中に置くもの

健康でありたいという願いを中心に持っているのに 健康を害すると 困ったということを中心にして そこに力が入りすぎると 「困った、困った」と からだの悪いことを苦にして それを中心に置くところから こころが暗くなり こころの健康が崩れる 困ったことを…

世話になるすべてに礼をいう心

私たちの毎日の生活は あらゆるもののお世話になって出来ており その“お世話になるすべてに礼をいう心” これが生活の一切の土台であると思っています 不平不満におかげなし と申しますが 不平、不満が心の中にありますと なかなかお礼を言う心持にはなれませ…

いのち

私は いろいろな恩恵の中で生活を続けさせてもらっていることを 日に日に新しく思い いつも忘れてはならないことと思っています 生きているということは 生きることが出来るいのちを与えられていて あらゆる恩恵の中に生かされているからであることは 言うま…

思い方

後輩が幼子を連れて参りました 私の子供たちが小さかった頃のことを思い出しました 幼子が育っていくのをみていると 歩くようになる子を見て ああ、今日は何歩歩いたと言うように喜びます ものが言えるようになれば 片言をひとこということが出来ても それを…

毎日の箱

毎日のことだから・・・ 仕事をしている姿というものは 自分では見えない いつもと同じにやっていれば誰からも 文句は言われない あの人のしていることがおかしいと思っても 何も言わない方がいい このままでは駄目だと感じても そのことに正面から向き合わ…

脚下照顧

具体的に動け 具体的に動けていない奴は 自分にも自信が持てない 自分自身の足元を確かめるものが希薄だから 躓いた時に自分の足元が分からなくなる 具体的に動いていれば 立ち止まって自分の足元を照らし見ることもできる その足元はいつも”感謝”でありたい…

あるがまま

花も雨もあるがまま 花は雨に 雨は花には替われない 花も雨も 私たちに隠し事はしていない 遍界不曾蔵(へんかいかつてかくさず) という この世の中のことは何も隠されているいるわけではない すべてが露わになっている 真理もいたるところに満ちているのに …

目覚め

人はみな 毎朝 目が覚めることが当たり前のことだと思っている 健康でいる時は当たり前だということも考えない 目が覚めるまでに何が起こるか 本当のところは誰も分からない だから 目が覚めることは「当たり前」ではなく そう有ることが難し=有り難いこと …

親と子と

ものごとに 間に合って良かったと喜ぶことがある 間に合いたい 遅れないようにしたいという願いと 間に合うように 間に合わせようと繰り合わせて努力するということがある “合わす”ということと ”合わぬ“ということがある ”合わす“ということに力を入れるの…

メッセージ

うしろのほうを 振り返るばかりじゃ どうにもならん それより 前に向かにゃあ いけん 今日から前に行きたいんでしょ 前に行きたかったら これからのことに目を向けんといけません 今から先 どうしたらよいかということに こころを向ける うしろのことばかり…

いただきよう

いただくものをいただいて 要るものは吸収し 要らぬものは排泄するようにしてくださっている 自分のからだというものを いつも もったいないことだと思う いただきようが悪いと からだを痛め そこなうことになる 要るものを吸収し 要らぬものを排泄するとい…

できるだけのことを

できるだけのことへ 実意を込めて 力まずにさせてもらいたい 十分なことはお互いにできん できん言うたら いつまでもできん できるだけのことへ 実意を込める そういう生き方をさせてもらいたい 自分のさせてもらうことには 手抜かりのないように ひとを責め…

こころの無駄遣い

入れるだろうか どうだろうかと 心配することは当然だが それは要らぬ心配 こころの無駄遣い 入れる入れないということは 向こうの学校のほうのこと 平生の実力が十分に出せるようお願いして 力いっぱいやる こちらの受け持ちを 一生懸命に努力することの方…

慢心と自惚れ

物事に慣れてくると 慢心してしまう こんなことぐらい毎日のことだからいつもと同じでいいと 自惚れてしまう それをはじめたころの新鮮で謙虚な気持ち 志を 忘れてはならない 人は時の経過とともにそれぞれに年を重ねるが その年はひとり残らず初めて迎える…