minayuyu2019’s blog

Life is what happens to you while you're busy making other plans.

独楽

なんでもそうであるが

伸びる人とそうでない人との違いは 

任された仕事を任されたこと以上にやろうとするか

任された仕事がやらされ感で自発的になれないかで決まる

やらされている仕事をやりがいのある仕事に変えられるのは本人しかいないのであるが

やらされ感のある人は「前向き」という心棒がないので

独楽(こま)に譬えると力いっぱい回そうとしても 回らない

 

要は言われたことを言われたままで終わらせていたら

言われたこと以上の思考も行動も彼の頭にはないのだから

ここぞという成長のチャンスを見逃し ”言われただけの人”になってしまう

そして、いつしか言われないと何もしないという

”こんなはずではなかった人”になってしまうのだ

「言ってくれればやれたのに、言われないのでできなかった」が口癖になり

なにを言っても自分ごとにはならないから

潜在能力も使わずじまいに「こんなものか~」と評されてしまう

 

ここに相田みつをの私の好きな詩がある

 

よくまわっているほど コマはしずかなんだな

                                                                 相田みつを

 

 

よく回転しているコマの軸はぶれない

心棒は回転しているが止まっているかのように見える

「前向き」な人はよくまわっている

 

やらされ感という不満が充満しているから うまく回らない

やらされ感をやりがいに変えるには心棒(辛抱)がいる

心棒があってこそ はじめて何ごとでも極められる

 

自分の内面に満足なものを持たない人には 軸がない

 

社畜だなんだと言う前に 自分の軸は果たしてあるのかを

探してみてはどうか

芯棒(辛抱)の無い奴が自分の様をわきまえず組織を離れてみても

一人で回り続けることはできないだろう

 

人間には 自分をかき立ててくれる大きな要素として「成長欲求」がある

仕事を通して自分が成長し続けているという手ごたえを感じ取りたいはず

ある哲学者の言葉に

「仕事における最大の報酬は、その仕事をする行為そのもにある」という

つまり

仕事の成果はあくまで付録のようなもので 

報酬とは 本当に泥臭い努力や作業中にあるということ

 

また、梶浦逸外師の

「窮して変じ、変じて通ず」という言葉がある

 

真剣にやっていれば 必ず行き詰まる

それでも一心になってやっていると ひょいと通じるものだ

通じないのは、行き詰まる段階までいく真剣さが足りない ということ

 

好きなことなら 夢があるなら いくらでもがんばることができる

そして、あきらめずにがんばり続ければ 必ず願いは叶う

叶わないのは 思考の量と努力が足りないからだ

 

求めよう 求めていよう そして求めて行こう