minayuyu2019’s blog

Take the first step in faith.You don’t have to see the whole staircase, just take the first step.

無駄なこと

音と音を切れ目なく滑らかに弾くことを

”Legart”という

 

先生から

「なめらかに」弾いてみて・・・と言われても

61歳でピアノを始めて4か月

どうやったらなめらかに弾けるのかが・・・分からない・・・分からない

 

音の響きが重なるように

音の粒を揃えるように

フレーズ中に細やかな抑揚をつけるように・・・とある

 

「どうやったら」いいのか・・・???

 

 

先ずは「思わなければ」だめ

「なめらかに弾こうと」思わなければ

 

人間って自分が思ったとおりの人間になる・・・というではないか

 

「思い」をカタチにするには

「そう思って」+「練習」を続けるしかない

 

知識ばかりでもだめ

練習ばかりでもだめ

 

大切なのは やはり ”知行合一” 

 

ヨタヨタと始めた「ドレミ」は音楽ばかりの習得ではないらしい

人生は過去に学んだことの実践でもあり 復習でもある

 

いつでも初心

 

「学びて思わざれば則ち罔し

   思ひて学ばざれば則ち殆し」

 

教わるばかりで自分で考えることが少ないと

チカラはつかない

自分で考えてばかりで人に学ばないようだと

考えが偏ってしまい とっても危険

 

 

 

 

 

私は「無駄」というものは決してないと思っている

もう30年近く前に相場に出逢い 

一発大当たりした

できる!と単純に思えた 

こんなに金儲けって簡単なんだと・・・

 

同じように一獲千金を狙って相場を続けた

ちっとも儲けれない 損は増すばかり

 

あの大儲けはただのビギナーズラックだった

私の亡くなった母親が言っていた

「お金はほうて(歩いて)こんで(来ないよ)」の言葉が聞こえた

お金は簡単には稼げないよ、努力しなくちゃってことだ

 

まずは当時はやり始めたテクニカル分析をマスターすればなんとかなる・・・と思った

片っ端から様々な方法をと思い、なん十冊も相場の本を読み漁った

ギャン理論がなんだか不思議で魅力的に思えてカブレた

手書きのチャートが大事だと書いてあれば版下から起こし

何百枚も印刷させて自前のチャート用紙をこしらえて

何時間、何日もかけて何枚も描いた

これが手書きのチャートを描き始めた最初だった

(当時商品先物をしていたので)

天河さや線というのを知り、これまた、日足の折れ線をいっぱい描いた

結局、商品相場はやめてしまったが

幸いにも十分な利益は頂いて株式相場に移れた

買いも売りも両方ストレスなくやれるのも、商品相場を経たお陰だ

 

初期の猫塾に入会、仲間に入れてもらった

当時、アメーバだった私にとって猫先生は殿上人 

現在よりもアメーバ塾生にとっては距離感があった

「アメーバはチャートを描いてればいいんだよ」 だった

ほとんど何も教えてもらえず、理解もできず、数か月で退会

現在やられているZOOM講習会はとてもいい

塾長と塾生の距離が非常に近くて、ある意味ちゃんと教えてもらえる

なにせ、昔はブログなんてものは無く、すべてがメールのやり取りだったから・・・

 

FAIからチャート用紙を購入し月足チャートを何枚も描いた

そのうち家庭が出来て、仕事も忙しくなり思うほど描けなくなったので

得意だったPCで相場のプログラムを作成し始めた

手書きはまず場所と時間を取られる

プログラムならもちろん時間は取られるが、どこででも作成は可能だ

 

今は各銘柄の月足と折れ線を手書きで描いて

猫先生のブログの過去ログを頼りに、載せておられる場帖をすべてP.Oして

実際に売買譜にお越し、習った酒田罫線方をプログラムに落としこんで

独自の罫線をPCで書かせている

有難いことに、お陰様でほとんど損も無く儲けさせて頂けている

 

とあるブログに

月足グラフを書いたからって大儲けできるとは限らない

成功が約束されているわけでは無いのに続けられるってのは・・・」と

書いてあった

 

確かに

何事も成功(大儲け)は約束されたものではない

自らを成功に導くために時間もかけず、努力もせず、

そのための道具を持たずして、(どこかで)成功(大儲け)だけを求めている

 

導かれるはずのものに近づく努力もせずにいる

そんな時間を過ごすことのほうが無駄なことだと、私には思えてならない

 

 

 

 

我々に起こるすべての事柄には 

ちゃんとした意味がある

 

今起こっている事柄が 

たとえ無駄で悲しく つらい事柄であると思えても

 

そのときに自分に任された事柄として真摯に受け止め

 

くさらず なまけず 

 

その置かれた環境を十二分に理解して

 今のじぶんを受け止める稽古をしよう

 

それはきっと

これからじぶんの肥やしになる事柄なのだから