minayuyu2019’s blog

Life is what happens to you while you're busy making other plans.

心のありかた

何か一つでも上手くできると 他のことも上手くできるような錯覚に陥ること

しばしばである

 

「そんなことは誰でも知っている」「そんなことは誰でもできる」・・・

そんなことの内容ではなく

そんなことを言う相手に対しての優越感がそのような言動となるところに

未熟さが感じられるわけだが 

当人は気づかない

 

独りよがりの慢心は自分で自分の成長の芽を摘むようなもの

人というのは自分は平均以上という無意識があるから

なにか自慢できる成果とか結果とかがないと不安になってしまうものなのである

 

風姿花伝』の教えの中に

「上手は下手の手本、下手は上手の手本なりと、工夫すべし」というのがある

 

学ぶということがどういうことなのか

 

上手下手ともに最も気をつけなければならないのは

”うぬぼれ” ”慢心” である

 

「あんな下手から一体何を学ぶのか?」

 

慢心以前に 客観的自己評価・気づきの重要性がある


「上手は名を頼み、技術にかくされて自分の欠点が見えない、気づこうとしない」
「下手はもとより工夫せず、欠点も見えないので、たまたまある長所にも気づかない」

 

「上手も下手も、互いに他人の意見を聞かなくてはならない」

 

謙虚であれと・・・

 

学びを邪魔するものは いつも自分の心のなかにある

 

おかげはわが心にあり 

 

学ぶということも わが心のありかたにあるということかと 改めて思った