ひとは皆
尊い有り難い「神こころ」を頂いて生まれてくる
かわいいと思うこころ 人に親切にしたいこころ
人を大切にせねばならぬと思うこころ
そんな尊い「神こころ」を頂いておりながら
「おごり」がその良いこころを奥の方へ押し込んでしまう
気の毒な人を見てもかまっている暇がない
忙しいと見捨てていくような
自分の心のなかにある「神こころ」以外のものを
取り除いていくことに一生懸命になればよい
自分の中の「神こころ」を十重にも八重にも覆ってしまっている
汚いものを皆取りの除いていけば
きっと中から光り輝く 「有り難きこころ」が輝きを取り戻すに違いない
「おごり」を捨て謙虚な気落ちになったとき
一番助かったのは他ならぬ「じぶん」であることに
気づかぬひとはいないだろう