世には、
からだの患いに力を入れて取る者はたくさんいるが
こころの患いを取る者がいない
金がなければ生きていけぬように言う者がいるが
その金のために命を取られる者もたくさんいる
助かりのすべては
我がこころの在り方である
なによりまず、こころ直しの稽古をなさい
こころを直してもらえば一生の徳になる
もの言わぬものと ものをいう稽古をなさい
人に教えられたものは身につかない
人生の歩みの中で自ら練りだして得られたものだけが 自分の力になる
今日もアゲアゲでしたね
うれしい悲鳴を上げています
部分的に利食いをしました
さて、明日は(どうなるかなあ)どうしようかなあ
たくさんの高値危険信号が灯っていますので
利食い千人力と行っときましょうかね
上がりたければ上がってくれれば結構です
さてさて・・・
円安がどんどん進んでいます
こんなところにも影響がでているようで、私のような小市民は
コンサートチケット高騰のあおりをもろに受けております
なにせ田舎なものでコンサートに出向くだけでもお金がかかるので
都会の生活にこんな時だけ憧れます
秋のオーケストラ来日ラッシュ、コストはコロナ禍以上?
今秋、11月にオーケストラの来日が集中する。著名楽団が6団体もやってくる月は珍しい。新型コロナウイルス禍で延期になった公演の実現が同時期に重なった結果だが、日本の公共劇場の事情なども背景にある。一方で円安や、ウクライナでの戦争による貨物輸送費の高騰はコロナ禍が重かった時期以上ともいえるコスト高を招き、日本の主催者からは「来年以降は不透明」との声が上がっている。
ドイツからベルリン・フィル、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス、NDRエルプフィル。オーストリアからウィーン・フィル。オランダからロイヤル・コンセルトヘボウ、さらにイスラエル・フィル。11月に来日する管弦楽団は、日本公演のS席のチケットが1万5千〜4万円台に及ぶメジャーオーケストラばかりだ。しかも、ベルリン・フィルは今年、2週間近くも滞日、東京、大阪市、名古屋市のほか高松市や姫路市なども巡る。さらに日本のアマチュア音楽家とベルリン・フィルが共演、首席指揮者キリル・ペトレンコのタクトで演奏する「Be Philオーケストラ」という特別なアウトリーチ活動まで予定している。
新型コロナ禍の前は、日本より中国ツアーに日数を割く海外オケが増えていたが、関係者によれば、中国にはまだ行きづらいと考える団体があるようだ。ロシアによるウクライナ侵攻が続く中、親ロシアの地域に行くことによるイメージダウンを避けているのだ。結果、日本に来るオケが増えた。
しかし、日本側の主催者には昨年に引き続き、円安や戦争の影響による運送コストが大きな負担になっている。ウィーン・フィルを招くサントリーホールの白川英伸副支配人は「コロナのときの招聘(しょうへい)よりコストがかかると思う」と話す。同ホールは2020年、チャーター機を利用し、ホテルをフロアごと借りるなど、可能な限りの感染防止措置をとってウィーン・フィルを招いた。今年のコストはそのときを超えるというのだ。ベルリン・フィル来日公演を主催するフジテレビ事業部の堀内伸郎プロデューサーも「円安がほんの少し進むだけでコストが数千万円上がる」と、今年の招聘の難しさを語る。
その影響で、チケット代が前回の来日時に比べ2千〜3千円程度、値上がりした演奏会が多いが、「焼け石に水」(サントリーホールの白川副支配人)との声もある。さらに、助成金や税制面でも苦しくなったと訴える主催者もいる。企業スポンサーの協力を得てなんとか公演を成立させている。
そんな状況下で、今秋の招聘を諦める主催者も現れた。ジャパン・アーツは、11月にドレスデン国立歌劇場管弦楽団が来日すると公表していたが、7月末に中止を発表した。同社の二瓶純一社長は「芸術的な妥協をしたくないオーケストラ側と、条件が合わなかった」と話す。コストがかさむ大編成のオケを招くリスクを避けたようだ。
11月ほどではないが、10月も来日は多い。決して安価ではないチケット代を払う聴衆にとっては、来日時期が分散していたほうがありがたくも思えるが、秋集中にはツアーを受け入れる日本の公共劇場側の都合がかかわっている。「4月からの年度で動く劇場が多く、春の来日では予算が取りにくい、宣伝などが十分にできないという劇場がある」(関係者)
来年以降はどうなるのか。チケット代がさらに高騰しても聴衆はやってくるのか。あるいは円安や戦争が終わってコストが下がるのか。多くの主催者が「今後のことは、まず今秋のツアーの結果を見て考える」と話している。
(瀬崎久見子)