起こったことが 人生を分けるのではなく
起こったことを どう解釈するかが 人生を分ける
起こったことに 正対し その意味を考える
自分に 何を教えようとしているのか
自分に 何を学べと言っているのか
自分に どう成長せよと言っているのか
大きな”我”を持つ小さな”じぶん”を見つめなければ
自分の間違いも未熟さも
そして、これからさえも 見えてはこない
気づけ 悟れよ
私は現在3人の高校2年生へ英語を無償で教えています。
進学校に在籍し、それぞれ医学部、薬学部を目指すとても優秀な生徒たちです。
それぞれ4年前から教え始めました。私の息子やうちで学んでいた数人の優秀な学生さんが医学部に合格したこともあり、口コミで広がったようです。優秀な生徒に教えることはあまり苦になりません。習得度も早いですし、目的意識が高く、何より素直です。
私にも正業がありますので週の土日か祝日を割いて1時間半のプライベートの授業をします。
彼らは最初、別の英語塾に通っていました。
それぞれの通っていた塾には学習法があったようですが、全てのやり方を変えてもらいました。
最初、彼らがそれまで使っていた単語暗記本にはカタカナのルビが発音記号に譜ってあるものを使っていました。
全く実用的ではありませんし、外国人に通じない発音で覚えることになり日常会話くらいでは良いのかもしれませんが、ビジネスなどでは使い物(者)にはならないでしょう。
語学をマスターするのにカタカナのルビを譜って覚えることは新しい言語を全くやったことのない初心者なら致し方ないかもしれませんが、普通はしませんし、やってはいけないことで、論外です。
そこで、発音記号の見方、発音の仕方を市販の教材を買ってもらって完全に発話出来るようになるまで繰り返し覚えてもらいました。格段に発音も良くなりましたし、文章の中で単語を覚えさせますから、単語を覚える速さも違ってきたという生徒もいました。
約500語程度の文章を毎回暗唱できるまで覚えてきてもらい、授業最初の30分はその理解度と暗唱の精度を確かめることから始めます。ヒアリングはもちろんのこと、ディクテーション、シャドウイングもかなりの速さでこなすことが出来るようになってきました。
各々の習熟度はTOEICの点数で測るようにしています。
ひとりの生徒は最初はTOEICで500もマークできませんでしたが、高1でTOEIC850をマークしヒアリングは満点に近い点数を取れるようになりました。
基礎から学び直すことによって理解を深める速さ、習得度はかなりのスピードで違ってくるものです。
なにが言いたいか・・・
いずれにせよ、ものにしたい事柄があるのであれば、まずは自分の未熟さを認め、
全ては基礎から見直すべきだということです。
実力はあとからちゃんと付いてきます。