人が人生で味わう苦しみの大半は
いつか必ず失われるものを失いたくないという欲求からきている
真実と向き合いたいという欲求より
自分を苦痛から守りたいという欲求のほうが強ければ
人生に起きる変化を食い止めよう
無視しようともがきながら生きざるを得なくなる
本当に自由になれるのは一瞬一瞬におきてくることをすべて
「それでよし」とすることができるようになったときだろう
たとえ何が起きようとも
判断もしなければ抵抗もしない ただ受け入れる
現実に起きることそのものよりも
それに自分がどう対応するかが大切なのに
そこを忘れてしまう
心に浮かぶ思考そのものよりも
その思考にどう反応するか どう対応するかのほうが大事だということ
結果や内容をコントロールしようとするよりも
何が起きてもそれとじょうずにつきあえるようになっていくほうが
ずっと重要だってこと
成り行きをいただけ