これも懐かしく思い出した親師匠の
ご神前広前の火鉢の前のお話
「蟹の親は
我が子が横にはうのを笑うけれど
その親は横にはう」 言うてな
親の背中を見て子は育つというじゃろうがな。
注意せにゃいけんなあ。
子を叱る前にあんたが自分の頭を叩いときんさいよ。
そうすりゃ、子も悪さをせんようになる。
子はよう親のことを見とるもんじゃけえなあ。」と、お話をされた。
なるほど、面白いもので
他人様にちゃんと挨拶やお礼のできない子の親も
他人様に挨拶もお礼もできない
育てたように子は育つ 子は親をよう見ておるものだ