ひとは
「自分はしょうもない奴だ」と“じぶん”を見限ったとたん
自分を粗末に扱ってしまう
「しようもない奴」は大切に扱われることはないだろうが
大切に扱われなければ 成長のしようもない
“じぶん”が思っている自分が正しく評価されている自分とは限らず
たとえあまり高い評価ではなくても
あるいは自分がよく分からなくても
とりあえず自分のことは“じぶん”で大切にしてやって面倒をみてやろう
そう思うと
大切にすべきところが少しずつ見えてくるだろう
見えてきたところに水をやり 栄養を与えよう
薔薇や紫陽花を育てるように
理想が高すぎる人は
時に種のないところに水をやってしまい
いつまでも芽が出ないことがあるかもしれない
それは、自分らしさを見ていない “じぶん” を知らない人のすること
ちゃんと自分を見てやろう
自分とつき合うとは
“じぶん”を育てることなのだから
自分の長所はどこにあるのか
短所はなんなのかを 見つめなおしてみてはどうか
しかし、謙虚さを忘れると 自分の長所ばかりを強調するようになり
逆に短所ばかりを意識していても成長にはつながらない
自分を大切にして尊重する
「自尊心」を”じぶん”のなかで育てていかねばならない
