私の周りに
人をイライラさせる人はいない
私がイライラしなければ
私をイライラさせる人はどこにもいない
私がイライラすることによって
イライラさせる人を作っている
嫌な人も好きな人も
私がそう決めた瞬間に生まれている
あの人の器は デカイ っていう
コップ一杯の水に 一握りの塩を入れて飲めば塩辛い
その一握りの塩を湖に撒いて飲めば塩の味はしない
私はコップなのか？ 湖にはなれないのか？
器の大きさは何で決まる？
知性があるからでも 理性的だからでも・・・ない・・
器は対象によって 小さくなったり大きくなったりするのか？
いや
器は生まれつき その大きさが決まっているのである
自分では知ることが絶対にできないものなのだけれど
いつも、そのとき、その場所で周りの人が教えてくれている
そして、それは毎日使う器だからこそ手入れが必要なだけなのだが
自分の器が気にならないで 他人の器ばかりが気になる人もいる
小さい器、大きい器が既定のごとくあるわけでもない
ある時は小さくなったり ある時は大きくなったりする自在性が器でもある
だから、器にカタチはない
人はカタチのないものを無理をして形作ろうとする
コップにはいつも水が半分も残っている
何ごとも求め過ぎなければ
腹を据えていられるのに・・・
お盆が過ぎて
朝晩は少しづつ涼しさを感じるようになり
暑かった夏もやっと終盤・・・
少し寂しくもなる
晩夏の時期になると
赤くやわらかな花びらを持つ葉鶏頭や
秋の七草のひとつ黄色い女郎花の花を見かけます
蝉の鳴き声の中にもツクツクボウシの鳴き声が混じりはじめ
近づく秋を感じたりします
