難儀は己のいただき方しだい
難儀は わがこころにあり
おかげも わがこころにある
難儀のいただき方しだいで
すべての難儀は すべてがおかげに変わる
人生に逃げ場はない
その人生に正対すればするほどに
知らず知らず
いま
この身の ありがたさに
掌(たなごころ)を合わす
己がこころの中にある
広き大道を開き見よ
おかげはわがこころにあり
我が身は神徳の中に生かされてある
気づけ悟れよ
コロコロと自分の生き方(考え方)を変えてしまわれる方がおられます。
「方向転換する」と言えば聞こえはいいのですが、「方向転換せざるを得なくなった」と言わざるを得ない方も多々おられます。
それぞれに理由(わけ)と事情があるのでしょうが、もう少し「じぶん」を腰を据えて観ることをされても良かろうと思う方が多いように思います。
「じぶん」をちゃんと観れていないのだなあ、時節を待てずにおられるのだなあ、と・・・
「三歩先より半歩前」
いくつになっても人には欲があります。どうしても「三歩先」を見て憧れの自分を見たがります。自分の希望や願望とは違う方向に行ってしまった人生に落胆したり、失望したり、そしてそんな自分に言い訳をしたり。
そんなとき、少し時節を待つ心持ちで心を立て直し、力を尽くしてその与えられたものに正対し、もう一度歩み直してみようと思えば、「ああ、これで良かったのだなあ」「私の人生は大いなるものに導かれているのだなあ」と思えることが私にもたくさんありました。
あれもおかげであった、これもおかげであった
そう思える人生を歩んでいければと、「半歩前」の自分の歩みを見て生きています。
人間「こらえること」も大切です。