うららが亡くなった
心臓が弱く このところ何度も入院し 投薬も続けていた
最近は食事が食べられず 静脈栄養で維持していた
11月頃から急激に様態が悪化した ほんと驚くほどに
老いというものはこういうものか
それまでは目が不自由ながらも歩けていて 私が帰宅すると長い廊下をよろよろしながらも出迎えてくれていた
自分からトイレにもちゃんと行けていたのだが 自力で立てなくなり
うららの住まいに取り付けてある水飲み口からも水が飲めなくなった
それでも水が欲しいと ワン と呼ぶ
シリンジで水を口の脇から注いで飲ませた
ここ2~3日は物も食べれなくなり 好物のチュルリも口にしなかった
昨晩、我々が寝付くころ排便をした 真っ黒な宿便のような便だった
風呂に入れてやり就寝した
今朝方 朝食後 排便をした すでに弛緩していたのだろう
ほぼすべて出し切ったのではなかろうか
家内が身体を拭いてやろうと再度風呂に入れ
綺麗にしてやってソファーに横にならせていた
長女からフェイスタイムがかかってきた
疲れが出て今日は有休を取っていたらしい うららと朝の挨拶を交わし
姉妹同然だった 一番かわいがった長女に挨拶したかったのかもしれない
その数分後 息を引き取った
身繕いをして綺麗になって 逝ってしまった
11月末に長男、長女、義弟、義母も揃い みんなに会えた
一生懸命 皆が揃うのを待っていたのだと思う
私の母の死に際を思い出した 親族が病院のベットの周りに皆集まり
グル~と見まわしてから 静かに息を引き取った
逝った時の顔は笑っているようだった
我々家族を長い間支え続けてくれた
一番小さいけれど 一番大きな存在だった
犬猫にもご縁というものがある
ありがとう たいへん もったいないご縁を頂きました
思い出すことが多すぎて 涙が止まらず・・・もう書けません