縁がある人とは何度でも巡り会えて
縁がない人とは一度縁が切れればもう終わる
人の縁というものは 自ら求めなければ決して生まれない
自分の中に縁を求める気持ちが無ければ
たとえ目の前にいる相手でも
縁が生じるまでには至らない
自ら求めてこそ縁が結ばれる
人間は一生のうちに逢うべき人には必ず逢える。
しかも、一瞬早すぎず、一瞬遅すぎない時に。 (森 信三)
美都とは大きなご縁をいただきましたなあ
毎日を癒してくれて
ありがとう
今日は広島から40年来の友がやって来た。面と向かって会うのは25年?ぶり。
昨日から出雲、松江経由で今日は米子から鳥取へ夜の砂丘を見に行くらしい。
夜の砂丘を見たいなんて、とても彼らしく、変わってないなあと思った。
境港の海鮮の上手い店で昼食を取りながら色々と話をした。
最後は新聞社の社長まで上り詰めた彼。
この時代の生き残りをかけて、いろいろと会社の変革を試みもしたが、なかなか受け入れられずに苦労もしたようだ。引き止められもしたが、定年であっさり辞めて、数か月前は1か月間京都の旅を満喫したようだ。
今回は山陰を経て能登半島あたりまで1か月かけて行くらしい。
お金には不自由しないがストイックにお金を制限しての旅で、これもまた彼らしい。
一か所だけは贅沢をしたいとLamp no yadoに泊まるらしい。
還暦を過ぎ、今までの人生を振り返った時に自分の人生に何点をやれるかと、問うてきた。簡単なカテゴリーに分けて自分なりの評価をした。
家庭・家族=100点、仕事=80点、自分のやりたいことの達成度=まだまだ道半ばで50点と、いったところかなと答えた。仕事も十分にこなせたし、家庭は素晴らしい奥様とのご縁を頂けたので問題なし。自分のやりたいことの達成度はどれもこれも道半ばなので点数も中途半端だ。
彼自身、京都の旅でのお寺巡りはかなり自分の今後の方向性に対してインパクトがあったようで、どこかのお寺に入門しようかなあと考えてもいる、なんてことも言っていた。
もう人生も折り返し地点を過ぎた二人。定年後、今からの自分の在り方など、考えていることも共通点があり、短いけれど楽しい時間だった。
「なにか見つかったら、また教えてね」ってあっさり分かれたが、話を思い出してみると彼自身の自分人生の評価を聞かずじまいだったことに、いま気が付いた。
LINEでいつでも聞くことはできるが、まあ、今度会った時の楽しみにしておこう。
今回の旅が、彼のこれからの新しい自分探しの旅になればいいな。