minayuyu2019’s blog

Life is what happens to you while you're busy making other plans.

慢心を戒める

心の中の怒りをなくして顔の表情に出さないようにし
他人の意見が自分と違っても怒らないようにしなさい

人にはそれぞれの心があり それぞれの考え方というものがある
相手が良いという事でも自分にとっては悪いという事もあり
自分が良いという事でも相手にとっては悪いという事もある

自分は決して間違いを犯さぬ聖人ではないし
相手が間違いだらけの愚者というわけでもない
お互いが平凡なただの人間なのだ

そもそも良いとか悪いとか判断する道理を
ただの人間の身でどうやって決めるというのか
お互いに賢くもあり 愚かであるという事は
耳輪に端がないようなものだ

だから 相手が自分に対して怒っている時には
自分に過ちがなかったかどうかをよく考えなさい
自分の意見に自信がある時でも
人々の意見に耳を傾けて受け入れなさい

 

 

 

 

 

 

私自身の自惚れや慢心を戒めるとき 

この聖徳太子の十七条憲法”第十条”を思う

十七条憲法には 官僚や貴族に対する道徳的な規範が示されている

現代に欠けているものを教えてくれている

 

 

 

 

いろんなアナリストの方々がいろんな予想をされている

どれが確かなものなのか(だったのか)始まってみて過ぎてみてからしかわからない

素人は好きなアナリストの予言(?)に右往左往する

ある意味無責任なものだが 彼らもそれが商売だから仕方がない

いずれにせよ わからぬものをあれこれ言っても始まらない

今年も難しく考えず波にうまく乗って往けることだけを願う

わからぬ見えぬものに勝とうとは思わず 

準備だけは整えて負けないようにしようと思う

 

ここに私の好きな松浦静山の言葉がある

 

「勝ちに不思議の勝ちあり 負けに不思議の負けなし」

 

負けるときは、負けにつながる必然的な要因があり不思議な点はない 

勝つときには(どうして勝ったのかどうも思い当たらないという)不思議な勝ちがある

孫子は言う
「先ず敵に負けない態勢をつくれ。次に敵に勝てるチャンスを待て」
「負けない態勢を作るのは自分の問題だ。こちらが勝てる隙をつくるのは敵の問題だ」

負ける原因は 必ず自分の中にある
だから 負けないということは努力すれば作れる
だから先ず負けない態勢をつくるべきだと

 

いつまでも自惚れや慢心を大事に抱えていてはいけない

 

 

午後から義弟を空港まで送って行って そのまま安来市にある清水寺へ初詣

独身時代は初詣は1度大学時代に宮島に先輩後輩と行ったくらいで

初詣する習慣はずっとなかった 

人ごみをかき分けるてフェリーに乗り宮島に渡り

人ごみの中の参道を参る

引いたお御籤は大吉だった

この年は私にとって最悪のほんと最悪の運勢だったので それ以来初詣はやめていた

 

結婚してから家内が初詣初詣とうるさく言うので行き始めた

そんな私はお御籤は好きで必ず1回は引く

家内は大吉が出るまで引くが 私は1回だけ 末吉 が出るのを期待して引く

大吉は一年の運も もう行くところまで行っている

末吉は一年の運は これから上昇する と解釈する

末吉お御籤には必ず「今の自分の運の流れの強さを諫める言葉」が書かれている

昨年は小吉だった 大吉でなければそれでいい

今年は見事に末吉を引かせて頂いた

お御籤にも

「今大変勢いがつよくて力みすぎる傾向が見えます

 勢いに任せてこのまま進むと大きな壁にぶつかり…(中略)

 力任せに進むばかりが能ではない せっかくの実力を生かす時期と方法を

 一考するときです」とある

これでいい

流れに乗っていると感じるときほど慢心を諫める言葉を

こころに忍ばせておくことは肝心なのである

 

強運でなくていい 普通の運さえあればいい

私の運は総じて良い運とご縁を頂いていると思う

自分で自分の運は良いんだと思っている

それでいい それだけで命は良い方に運ばれていく