無常とは 苦の自覚
苦の自覚によってこそ 求める心が起きる
無常には上り坂も下り坂もない
人間の勝手な思いから
上り坂の無常 下り坂の無常と考えるだけのこと
上り坂も下り坂もない
止まらないということ 動いているということが
本当の無常の姿
いのちから はみ出しようがない
全部おかげさまと ちょうだいし
今が本番と 生きた教えをちょうだいする
2年前の2月に生死の境でおかげをいただいた
死を忘れたときには 生もぼやける
本気で死を見つめたときに
いまどう生きるかということが本気で問われている