たぶん
じぶんを知れば自分の取扱方法が分かる
ある感情に高ぶって 自分を見失わないことも
人に遠慮して 本音が言えないことも
自分に嘘をついて いつも他人を生きていることも
自分の取扱方法が分かれば 自分の面倒は自分で看ることができる
でも
その方法はいつも自分が気に入っている方法
だから
自分にしか通用しない
自分にしか通用しない方法が絶対だと考えて
自分以外の人にも適用しようとしている
水が冷たい 火が熱いということを知るために
自ら水の中、火の中に手を突っ込んでみなければ分からないからと
手を突っ込んでみても水の冷たさや火の熱さを受け容れることができなければ
冷たさや熱さを知ることはできない
手は肉体の一部
全身だったら感度は大である
自分の肉体を自分以外の肉体の中に投じて 知ることができるもの
それが現実
肉体が感じる事実
どんな自分でも
自分が在る現実や眼前の事実をそのままに受け容れることができなければ
そこに自分はいない