多様な人たちが共存しているはずなのに
自分が普通であり一般的であると確信しているから
自分の側しか見えない
向こう側を見ない
自分の側から自分以外の向こう側を推察し
理解できないのに
分かったようなつもりでいる
この世の中では
こちら側の人たちが作った現在の社会のしくみに合わないために
問題をかかえ
生きづらさを感じている人たちがたくさんいる
人はみな寝ていると
見えない人がいても分からない
みな黙っていると
話せない人がいたとしても分からない
ひとは人にしか救えない