自分の言動や経験が他人と違うのは当たり前
自分の言っていることが他人に受け容れられないと
短絡的に それはその人の資質や意識の問題だといって
意識の問題として その問題を片づけてしまうことがある
何が問題なのかをはき違えているので
その「問題」を意識の問題にした時
実はいつもスタート地点から進んでいないことになる
意識改革と称して何十年も費やしている組織があるが
そもそも意識など改革はできないものなのである
意識はただ行動を傍観していて
後付けの意味を付定しているだけ
意識の問題にして問題が解決したような気になっている組織や人が
いつまで経っても多い
意識が問題ではなく 行動が問題なのだが 気づかない
意識によって行動があるのだと
そういう固定された考え方が頭の中を占めているのだろうが
なにが問題なのかは
やるか やらないか なのだ
やればそれに呼応して意識が後付し
やらなければ”言い訳”を付定しているのが 意識なのである
このように考えると
アタマは要らない
カラダを動かせばいいだけ
それが意識そのものなのだから
そもそも
すべての現象には
意味など付いていない
人は
すべての事象に
意味を付けして生きている
人は
ネガティブな
意味付けをする生き物
人が
すべてをポジティブに
考えようとすることには
どうしても無理がある
行動が先 意識は後
意識が先だと
人は
ネガティブになる
