minayuyu2019’s blog

Take the first step in faith.You don’t have to see the whole staircase, just take the first step.

自分定規(モノサシ)

苦とは 自分の思い通りにならないと思い悩むこと

病気になることも 苦
年老いて体力が落ちてくるのも 苦
貧乏するのも 苦
人間関係がうまくいかないのも 苦
他人に認められないことも 苦

思い通りにならないことが当然なのだけれど
思い通りにしようとして自分の器量以上のことを望み 
世間並み というモノサシを自分の中で作り
自ら 苦 を作って生きている

病気になれば なんで自分だけが と思い
痛ければ辛い
身体が思うように動かなければ辛い

モノが無ければ「欲しい、欲しい」と思い悩み
あったらあったで失うことが恐ろしくて そのモノに執着し
「死んでも離すものか」と 悩む

この身を持って生きているのだから苦労はあって当然
理想通りに生きたいと思っても それは自分勝手な思い込み
「こんなはずじゃなかった」と悩んだところで仕方なく
自分の器量にあった生き方が実は一番幸せ
何事も落ち着くところは 
自分のちょうど似合ったところ

自分中心の考え方から 
自我を守ろうとする思いから 
解放され
苦しみは解決する

 

 

 

 

多くのものを 必要の無いものでも 余っているものでも 握り締めていたい 

そんな思いを すぐ離せ

心ひとつで 苦も楽になる

 

 

 

 


こんな時期にスクイーズだって

28949-28875あたりまで来るか?

なななんと予想通りというかそれ以上というか28875を下ってきている(11:00過ぎ)

ここは大事なところなのですが・・・

遅行線も割れてきていますので下値を試す月末になるのやも知れません

昨日の上げでひとまずと思っていたので伸ばし伸ばししていたものを利食いして

キャッシュポジションを上げていて良かった

欲しい銘柄の安いところを指値で買ってはいますが引かされています

大きく儲かっているのはSBGの売りで昨日売り増ししてホクホク

 

がっつり下げましたね 終値は28751 

いい感じのところまで行って止まった

コロナ変異株出現のニュースが出て下げたということですが

なんで測ったように雲の切れ目でそんな話題が出るのか?

落ちるだろうと日柄予測は出来ていたことなのだが

来週はたとえ雲の上に戻ったにしても上値は重い

基準値レンジは28875-28421 

 

 


無気力と無責任の連鎖

日本の政治主導に綻びが目立つ。細かな政策に固執し、国を揺るがす危機への判断は先送りする。

菅義偉内閣だった7月、政府が緊急事態宣言下で酒を出さないよう金融機関から飲食店への「働きかけ」を求める通知を出したのが典型例だ。

銀行が飲食店に圧力をかけるのは独占禁止法が禁じる「優越的地位の乱用」にあたりかねない。それを知りつつ発出した理由を担当の官僚に聞いた。

答えは「やらないと閣僚に怒られるから」。内容を和らげる提案はしたが、当時の西村康稔経済財政・再生相に「弱すぎる」と一蹴され、抵抗を諦めた。

通知は世論の反発で撤回された。この官僚は「政治不信を招き酒を出す店が増えてしまった」と通知を止めなかったのを悔やむ。

新型コロナウイルス下の「ばらまき給付」も政治主導だった。18歳以下への10万円相当給付は9割の子どもが対象になる。新型コロナ「第1波」で国民に一律10万円を配ったのに続き、消費喚起を期待しにくい政策が与党の調整で通った。

財務省の矢野康治次官は月刊誌で「本当に巨額の経済対策が必要なのか」と訴えたが、反発で逆に予算規模が膨らんだ。消費税増税岸田文雄首相が否定し、財政再建の道はみえない。

外務・防衛両省は「政治判断なしには着手できない」という難題を抱える。台湾有事への備えだ。

2万5千人いる邦人の退避について、政府高官は具体的な計画がないと明かす。自衛隊派遣は台湾を自国領と主張する中国が「主権侵害」だと反対する可能性が高い。国交がない台湾とも協議はしにくい。

備えなしで迅速な判断は難しいが「自衛隊を出せない可能性があるから危機になる前に逃げてほしい」と説明するわけでもない。リスクを直視しないままだ。

こうした問題は政治の意思がない限り動かない。日本有事への備えが米軍の出動まで持ちこたえることに主眼を置いたままという課題にも同じことがいえる。

戦後の経済成長を支えた官僚は1990年代、業界との癒着や不祥事で批判を受けた。その官僚のお膳立てに乗るだけの政治家のふがいなさも責められた。

冷戦終結バブル崩壊後の変化に対応すべく官僚の情報を基に政治家が判断を下す政治主導の流れが生まれた。それ自体は間違った選択ではなかったはずだ。

ところが四半世紀たち、省庁幹部の人事を内閣人事局が握っても、閣僚は国会答弁を官僚に頼りがちだ。地元会合の挨拶文をつくらせる議員さえいる。こんな政治主導の下で発言権が弱まった官僚はやる気を失い、無責任がまん延する。

国のかじ取りを任されたはずの政治が思考を止め、将来ビジョンを描くはずの官僚は気概を失った。政治も官僚も動かない本末転倒な状況に日本はある。

「なんでも言ってくれ。全ての責任は背負う」と官僚に呼びかけた田中角栄氏は外務省を使って日中国交正常化を実現した。断交する台湾への説明には椎名悦三郎党副総裁を派遣した。

政治家が役人の知恵をくみ取り、責任は引き受ける土壌は失われて久しい。官とのあるべき役割分担を踏まえて政治主導を立て直さなければ、次の危機でも同じことが繰り返される。