minayuyu2019’s blog

Take the first step in faith.You don’t have to see the whole staircase, just take the first step.

手間を惜しむ

手間を省くことが

効率化あるいは技術の進歩なのかもしれないが

人には手間を惜しんではならないことが一つあるらしい

 

"手抜き"  をしてはならないことである

 

 

手抜きをしてはいないが成果が出ないとき

はたと・・・「ひょっとして間違った努力をしているのでは?。。。」と思う時がある

グリップひとつでフォームが変わる 

厚いグリップにしてみたり 薄いグリップにしてみたり

素振りを繰り返しフットワークを変えてみたり 

自分に合った自分のイメージするボールを打ちたくて

創意工夫するが思うようにならない

 

努力が大切であることは言うまでもないことだが

方向性の間違った努力は努力の量に比べ得るものは少ない

単なる自己満足しかもたらさず 悪癖や悪い習慣が身につくことも否めない

「正しい努力」をすることが技術を伸ばすためには大切なこと

 

それではどうすれば間違った努力に気づくことが出来るのか

 

自問自答し続けることしかないだろう

「自分は本当に正しい努力をしているのか」

 

結局のところ

2年ほど前から私はテニスを習い始めた頃の薄いグリップに戻した

色んな意味で私のフィジカルやプレイスタイルには薄いグリップの方が合っていた

 

やり直しのテニスを始めた頃は猫も杓子も厚いグリップでワイパースイングの時代

薄いグリップではどうしても勝てないと勝手に思いこみ

厚いグリップでワイパースイングを覚え今風なテニスのプレイスタイルも覚えた

毎日素振りを数百回繰り返し共にフットワークもラダーを並べ毎日毎日覚えなおした

薄いグリップと厚いグリップでは打点も違う ベストな打点を会得するのにも苦労した

やり直しのテニスを始めて8年以上は厚いグリップでプレイしていた

ほとんどの最近の若い人たちは厚いグリップで教えられているので

お蔭でこの時の自問自答した苦労が指導をするのには役立っている

 

自分にとって 自分の技術向上のために 

いまやっていることは本当に正しい努力なのか

どうすれば間違った努力をしないで済むのか

どうすれば間違った努力をしていることに気づくのか

ここが感受性を高め敏感に”手抜き”をしてはならない一番のポイントなのかもしれない