人間が人間であるために 欠かせないものは
“徳性”である
他人のために尽くす
愛する
素直
誠実
努力 などがその例であるが
樹でいえば 根っこ
枝葉が 技術や知能・知識だ
根っこがしっかりしていないのに枝葉が重くなるのは道理ではない
枝葉が吹っ飛んでも残る何かがある
何かが残るという人間にならなければいけない
一源三流という言葉がある
三流とは”血”と”汗”と”涙”
血を流すとは正義のために命をかけるということ
また、汗を流すとは勤勉努力すること
そして涙は人のために涙を流す
といういわば『道』をつくる原理である
この三流の源が”誠実”なのである
人に対して誠実であるか
ちゃらんぽらんではないか
自反して「一源三流」の道を進みたい
利口な才子より
鈍くても真面目な人間のほうが 尊いのだから