禅の喩え話に
2人の牛飼いがいて、1人の牛飼いは99頭牛を飼っている
はたから見ればとても裕福なのだが、この牛飼いは、
あと1頭いれば100頭なのにとしか考えていない
もう1人の牛飼いは3頭しかいないけれども、
それで家族を養い、心穏やかに暮らしている
すると99頭持っている牛飼いがやってきて、
もう1頭いないと苦しいから譲ってくれと言うので、
そんなに困っているのだったらと譲り、
2頭になっても工夫して満足した生活を送る
一方、100頭を集めた牛飼いは、
1日も早く105頭にしなくてはとまた悩み続ける・・・
執着には終わりがない
「豊かさ」とは何か?