煩悩とは
人間のうえに出てくるすべてのもの
現れてくる一切のもの
それが善くても悪くても
自分で善いとか悪いとか問題にする気持ちが動いて
それに取りついていくもの
考えたから心の働きが生れたのではなくて
初めから心の働きというものは
人間の考え方に関係なくある人間の考え方ではなく
元来、備わっている天然の動き方
だから、そのものに任せて一切構いさえしなければいい
煩悩が起きた起きたと言って 出て来たものを心配する
思えて来るものが思えて来ただけ
それを相手にしてはいけない
人間が自分の考えをもって勝手な取り扱いをする
相手にするから煩う
それを止めればいいだけ