恩というものは他人に着せるものではない
自分が着るものだ
久しぶりに恩着せがましい話を他人事だが聞くことがあった
いつもこういう人を見かけると勘違いしてるなあと思う
あんたがどれだけ人のお世話になって今があるかを気づかず生きてきたんだね
カナシイね
子供たちがものわかりをし始めたころから言い聞かせている
あれをやってやったのに これをしてやったのにじゃあない
あれをした これをしたでいいんじゃ したことを忘れとけ
恩は着せるな 自分で着とけ 軽い衣を羽織っとけ ちゃんとお守りいただける
幻のSQ値がついた・・・
為替もフラッシュクラッシュ・・・だいぶんやられた人も多かったのではないか?
とはいえ、140位までは普通だろう、今までが行き過ぎ
4か月分の陰線を1か月陽線で戻したのも過ぎること、
こんくらいの調整はあってもしかりだろうと思う
NYダウ続伸、1年11カ月ぶり高値 景気悪化の懸念薄れる
【NQNニューヨーク=矢内純一】8日の米株式市場でダウ工業株30種平均は続伸した。前日比130ドル49セント(0.36%)高の3万6247ドル87セントと1週間ぶりに年初来高値を更新した。2022年1月以来およそ1年11カ月ぶりの高値。朝発表の11月の米雇用統計は総じて強い内容だったが、米連邦準備理事会(FRB)が一段と金融引き締めをするほどではないと受け止められた。米景気悪化への懸念も和らぎ、主力株の一部に買いが入った。
11月の米雇用統計では、非農業部門の雇用者数が前月に比べ19万9000人増え、ダウ・ジョーンズ通信がまとめた市場予想(19万人増)を上回った。失業率は3.7%と前月の3.9%から低下した。平均時給は前月比の上昇率が0.4%と市場予想の0.3%より高かった。
雇用統計の発表を受け、米債券市場では長期金利が上昇(長期債価格が下落)し、株式の相対的な割高感を意識した売りが先行した。その後は次第に買いが優勢となった。市場では「雇用統計は景気が大幅に落ち込むことへの懸念を和らげ、株買いを促した」(FHNファイナンシャルのクリス・ロウ氏)との見方があった。
ミシガン大学が8日発表した12月の消費者態度指数(速報値)は前月から改善した。1年後の予想インフレ率は3.1%と前月(4.5%)を下回り、21年3月以来の低水準となった。消費者マインドが上向き、期待インフレが下がったことも、株式相場には追い風となった面がある。
個別では、航空機のボーイング、金融のゴールドマン・サックスが上昇した。石油のシェブロンや半導体のインテルも上げた。半面、機械のハネウェル・インターナショナルと小売りのウォルマートが下落した。
ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数も続伸した。前日比63.979ポイント(0.44%)高の1万4403.973と、およそ5カ月ぶりに年初来高値を更新した。22年4月以来の高値。半導体のエヌビディア、交流サイトのメタプラットフォームズなどが買われた。
多くの機関投資家が運用指標にするS&P500種株価指数も続伸した。前日比18.78ポイント(0.40%)高の4604.37と、22年3月以来の高値となった。
円相場、一時141円台 NYでもチャレンジング・ショック
チャレンジング・ショック――。7日のニューヨーク市場で円相場が瞬時に急伸し、1ドル=141円60銭近辺と8月上旬以来の高値をつける場面があった。日本に続いて欧米でも日銀による早期のマイナス金利解除観測が追い風となった。とりわけ植田和男総裁が7日に放った「年末から来年にかけて一段とチャレンジングになると思っている」との発言が市場を揺さぶった。
英語の「チャレンジング」は日本語の語感とはやや異なり、「困難な状況に追い込まれている」とのニュアンスがある。受け取りようによっては政策正常化は難しくなったともいえる。そのためコンピューター・プログラムの多くは植田氏のコメントを十分にはそしゃくできなかった。高速の売り買いで市場に厚みをもたらすHFT(高頻度取引)の反応は欧州の取引時間帯から鈍く、仕掛け的な円買いの勢いを高めてしまう状況になっていた。
ニューヨーク市場での円高加速はその延長線上で起きた。HFTの様子見姿勢によって注文が細っていたときに巨額の円買い・ドル売りが入り、ドルが瞬時に急落する「フラッシュクラッシュ」を発生させた。市場では「日本の外為証拠金(FX)取引を含む損失覚悟の円買いが相当に巻き込まれたようだ」(欧州系銀行の為替ディーラー)との声が出ている。
損失覚悟のドル売り注文を一掃させたフラッシュクラッシュはセリングクライマックス(売りのピーク)につながるケースが少なくない。7日の円相場も141円台から144円台まで大きく押し戻されている。だが日銀が今月開く金融政策決定会合でどんな結論を出すか見えてくるまでは円の弱気派もなかなか腰を上げられそうにない。
市場では昨年12月20日、日銀が長期金利の許容幅拡大という唐突な政策修正を決め、ドルのフラッシュクラッシュを誘発した記憶がまだ新しい。同日の円相場は安値から7円近く上げた。
あれから1年。今回の植田氏の発言が今月の政策修正の前触れなのかどうかはわからない。思惑に反して現状維持となれば円は再び下落に向かうのかもしれない。だが少なくとも現在の円の買い手は、日銀にかき回された昨年12月の再来を意識して動いているはずだ。