稽古とは
一から二、三、四と順を追って十まで進み
その次には再び初めの一に戻って
又改めて二、三、四、五と順に進むもの
初めて一を習う時と十から元の位置に戻って
再び一を習う時とその習う人のこころはまったく変わっている
初めて習う時、師匠からはいちいち細かいことを教えてもらうが
そんな枝葉のことを覚えることが一生懸命で時間が過ぎてしまう
そんなことでどんどん進んで十まで稽古を重ねて
再び一に戻ってみると師匠が言わんとしたその本当の理屈が解ってくる
こうしたことをくり返しているうちにその道の真意も理解できるようになる
一通り習ったから、これでよいと思った人の進歩はそれで止まってしまう
「稽古とは一より習い十を知り 十よりかえるもとのその一」 利休
昨日、「稽古」と題して書き込みをしましたところ
毎日見て下さっているかたからブックマークをして頂いて、上記の利休の歌を頂いた
とても有り難かった
私は大学時代と社会人になって数年間、茶道を齧った
私の茶道の師匠も手習いの時に度々この歌にふれてお話をされたことを思い出した
私の習い事や仕事への取り組み姿勢の礎になっている利休のひとつの歌である
最初から工夫や自分の思惑はなにも要らない
師に教わるがままに習い 素直に「身に着けて」いくことこそが大事
今日はとってもMSQ日
2%ほど円高も進み、大きく下げて寄り付くとは思われます
その後の素直(?)な切り替えしに望みをつなげたいところ
ツナギを入れたり、売りを仕掛けてもいますので値洗いは大きく損を抱える
ことは無いと思いますが、やれやれそこから継続した下げになってもなあ・・・と
なにがあるかが分からないのが相場・・・
危険信号が灯ったら素早く、慎重に対処したいとは常々思っています
12月が少なくとも陽線で切り返して下さりさえすれば
来年への希望も持てるというもの
32372はキープしたい