心構えはどんなに磨いても
毎朝、ゼロになる能力である
丁度、毎朝起きたら歯を磨くように
心構えも毎日磨き直さなければならない
多くの人は、どんなにいい話を聞いても
その時は興奮して、よし「やってやるぞ!」と意気込んだとしても
一晩たつとほとんど忘れてしまう
だから、毎朝、毎晩、繰り返し繰り返し
自分に言い聞かせるしかない
(後場)
遂に日経が40000円を超えた 後場寄りからの切り替えしには驚愕
前場の上昇はTOPIX主導だったが、後場は日経平均主導に変化しているが
半導体セクターは調整モードで動きはにぶい
上値を抑えられていた39950円近辺を上抜けたことにより
ショートカバーが加速しているようだ
売りは前場寄りで売り抜けられたものの、買いは数銘柄残してはいたものの
利食いが早すぎてもったいないことをした
今日も持っていれば倍以上は頂けていたかも
買い・売りポジはそのままでしばらく様子見
6/5以来プライム売買代金が4.5兆円を超えた
日経が節目の40000円を超えると共にTOPIXは年初来高値を更新
商いを伴って大型株主導で年初来高値を更新する動きは
海外投資家の存在を連想するが・・・さてホントにそうか?
日経平均株価4万円回復、意外高誘ったリバランス買い
今堀祥和
![](https://article-image-ix.nikkei.com/https%3A%2F%2Fimgix-proxy.n8s.jp%2FDSXZQO5044440002072024000000-1.jpg?ixlib=js-3.8.0&w=638&h=394&auto=format%2Ccompress&fit=crop&bg=FFFFFF&s=c21a37a3c821e4938d86a513aeb5f120)
2日の東京株式市場で日経平均株価が続伸し、節目の4万円を3カ月ぶりに回復した。意外高を演出したのは、出遅れ日本株への資産配分を戻そうとする機関投資家の「リバランス」買いだ。
「やはり(株価指数)先物にショートカバー(売り方の買い戻し)が入ってますね。海外投資家が積極的に買ってる雰囲気ではないです」。CLSA証券の釜井毅生エグゼキューション・サービス統括本部長は2日午後、日経平均がするすると上げるのを横目にこう話した。
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終値は前日比443円(1%)高の4万0074円だった。朝方は下げて始まったが、午後1時半過ぎに上値として意識されていた4万円を超えた途端に上げに弾みが付き、一度も下回ることなく引けた。終値で4万円を回復するのは3月29日以来、3カ月ぶりだ。
売り方の買い戻しを誘ったのが東証株価指数(TOPIX)の上昇だ。6月28日には3月の直近ピークを日経平均より一足早く更新し、2日の終値は2856と1989年12月18日に付けた最高値(2884)に迫る。みずほ証券の三浦豊シニアテクニカルアナリストは「TOPIXの強さが日経平均先物の買いを呼び、売方は買い戻しを迫られた」とみる。
TOPIXを押し上げるのは銀行や保険などの金融株だ。三菱UFJフィナンシャル・グループは2日までの7営業日で17%上げ、2006年以来の高値水準を付けた。為替の円安進行が日銀のさらなる金融引き締め観測を押し上げ、国内金利上昇が収益環境の追い風となる銘柄への買いが集まった格好だ。
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もっとも機関投資家の「機械的な買い」の影も浮かぶ。野村証券の須田吉貴クロスアセット・ストラテジストは「グローバル投資家のリバランス取引が、先週までの日本株高のドライバーの一つだ」と指摘する。
あらかじめ資産配分戦略を持つ機関投資家は、資産価値の増減で比率のズレが広がれば四半期末などの節目にその分を埋め合わせる。こうした調整をリバランスと呼ぶ。
日経平均株価は4〜6月に2%安と、4%高だった米S&P500種株価指数など世界の主要株に出遅れた。この間には円安も進んでおり、ドル建てでみれば日本株の価値はさらにしぼんでいた。足元の騰勢は「6月までの弱さ」の裏返しにすぎないとの見方もできる。
![](https://article-image-ix.nikkei.com/https%3A%2F%2Fimgix-proxy.n8s.jp%2FDSXZQO5045461002072024000000-2.jpg?ixlib=js-3.8.0&w=425&h=298&auto=format%2Ccompress&fit=crop&bg=FFFFFF&s=46d44a4bafb754bbbda58e1b89674eaa)
T&Dアセットマネジメントの酒井祐輔シニア・トレーダーは「銀行や保険株といったバリュー(割安)株は5月、6月と出遅れていた銘柄群だ。休んでいたので来ているとも言える」と指摘する。
世界株のけん引役だった生成AI(人工知能)銘柄の雄、米エヌビディア株は6月中旬をピークに若干売りに押されている。1〜3月の日本株高を演出した東京エレクトロンなどグロース(成長)銘柄は上値が重い。
CLSA証券の釜井氏は「円が安定しない限り日本株は手を出しにくいという海外顧客の声はよく聞かれる」と話す。1〜3月期の実質国内総生産(GDP)成長率は前期比年率で2.9%のマイナス成長に改定されるなど、日本株復活ストーリーの前提となっていた「日本のデフレ脱却」の足取りは依然弱い。
意外高に日本株は久しぶりに熱気に包まれたが、梅雨が明けたと判断するのは早計かもしれない。