円は始まりもなければ終わりもない
ここが中間というところがない
どこをとってもそこは始まりの終わりであるし、
終わりの始まりでもある
止まることがなく、ずーっと続く
四角い窓から見る風景と丸い窓から見る風景に違いがあるとしたら、
丸い形は見る人の気持ちや心をうつし出しているからだろう
今、ここの気持ちが不安定であればそのとおりに、
力強さがあればそのとおりに、
丸い窓をとおして見ているだけなのかも知れない
「円窓」ということばには「己の心をうつす窓」という意味がある
円の〇、その解釈は見る人に任されている
だが、なぜ、円い窓が心をうつすのか
本来、人のこころは丸くできているからではないのか
始まりも終わりもなく、丸いものは丸いままのはず
それが本当の意味で分かっているのか、分かろうとしていないかの違いで
こころを悩まし続けている
目はこころの窓、そして鏡、
この目で身の周りの丸いものを見よう
今日も丸いですか、と問いかけてくる
円(まど)かなること大虚(たいきょ)に同じ
欠(か)くること無く余(あま)ること無し

京都・曹洞宗・源光庵

昨日は、ご近所のお茶の先生のお誘いで、花見の茶会に行った
茶席の掛け軸に円を描いた〇がかけられていた
白地に一筆で、墨痕鮮やかな円を描いたものが、「一円相」
僧燦禅師は、一円相について
「円(まど)かな形は大虚(たいきょ 天空・大空)の実相を意味し、
そこには不足のものや、余分なものは全く見られず、
そのすべては円満そのものである」と説いた
この一円相は宇宙万物の根源を意味し、単純と思われる中に、
円満で無限の力を内蔵していると考えられている
よく、禅宗のお坊さんが葬儀などで引導を授けるときに、
扇子や手指で面前に大きく一円を描くことがある、
これは一円相に、仏心の絶対な真理から生まれる
新しい力を求めることになるからだと言われている
週末も取引されているBTCは一時、$79000を下回る水準に下落している
交渉の最中であることを考慮しても、
週末のベッセントとラトニックの強気発言”景気後退を否定している
50カ国が関税協定を模索中
“9日の期限は延長しない”は、株式市場の混乱を助長する
今週、注目されるのは中国市場の動き
金曜日、米国に上場している中国関連のADRが急落して
マザーマーケットで報復関税の動きをどのように織り込むのかが焦点
日本株は昨年8/5の暴落時の安値が意識されるだろう
当時の日経平均は約5000円下落した
日中は1000円を超えるリバウンドが2回もあり
極めて値動きの荒い展開になったことは周知のとおり
日経もTOPIXも驚くほど下げた
近年、これほど短期間で利益を出したのは初めてだ
売りは一応すべて利食いした
まだまだこれからの上下動で取れる