人はこの世に生れ落ちた瞬間
全員が天から封書をもらって生まれてくる
その封書を開いたら、
あなたはこういう生き方をしなさい、と書いてある
しかし、せっかく天からもらった封書を一回も開かないままで
死んでいく人が多い （森 信三）
私が天からの封書を開いたのは
私が小学校1年の始まる年のお正月
親教会で開かれた元旦祭の締めのおみくじだった
元旦祭に参加した信者一人一人が、年始のお神酒盃一杯と
親先生直々に書かれたおみくじを引く
私も親に連れられて親先生に新年の挨拶とお神酒を一杯いただいて
三宝の上に盛られたたくさんのおみくじの中から一つを選び取る行事ごと
当時、その親教会では400人以上の元旦祭への参加があった
中に入れない信者は外からの参拝する 外は雪が積もり、舞っていた
ひとつひとつのおみくじに書かれた言葉は違うもので
それを親先生が一人で書かれていたというからご苦労が偲ばれる
もちろんそこに書かれた言葉は
何のことだか当時幼い私には分りもしなかった
そのおみくじは段々と薄く茶色に変色し
書かれた墨の字も薄くなってはきているが
歳を増すごとにその言葉の意味ははっきりと心に刻まれ
よりくっきりと見えるようになった
私への天からの封書に書かれた言葉は
ものいわぬものと ものをいうけいこ
ひとには出逢いがあるように 大切な言葉との出逢いもある
あなたはもう天からの封書を開いたろうか それに気づけているだろうか
私に出逢いがあったように
必ずそれぞれの心に刻む言葉との出逢いがあるはず
大切にしたい
（相場観）
日本株は方向感のない動きが続いている
徐々に上値が重くなるだろう
頼みの欧米株がレンジ相場を形成する
国内に買い材料が乏しい日本株も上値追いは避けるのが無難だろうなあ
薔薇の葉っぱが色づく頃からの写真を時系列で並べてみた
