人間が成長し続ける一つの前提は 常に新鮮であることではないか
蟹は 毎年時期が来ると必ず脱皮して 新しい殻をまとう
成長するにつれ より大きな殻にしていかなければ 大きくはなれない
あるがままの己に満足するか
或いは己により高い要求を架せずにおれぬか・・・
そこに"凡と非凡"がある
非凡な人間ほど己に不満で
より高いものを求めずにおれないものだからだ
人間は最期まで脱皮し続けないと 本物の”自分”には逢えない
先日 年末の買い物に海産物市場に行った
あまた並ぶ食材の中 蟹が並ぶ棚の前で子どもが最近得た知識なのだろう
自慢げに蟹の脱皮のことを一生懸命親に説明していた
蟹の脱皮と自分の成長を重ねて考えてしまった
一年の締めくくりであり また新しい一年が始まろうとするこの時期だからだろうか
どうすれば一皮むけた自分に成れるのかと
海産物市場からの帰り道 これからの自分の在り方をぼんやりと考えていた
情けは人の為ならず
私的利益だけをいくら追求しても
結果として残るのは小さな自己満足だけ
社会に貢献することによって得られる
心の底から湧き出る幸せは手にできません
ひとを助けることは ひとにしか出来ません
今年もたくさん儲かった方々 よかったらドネーションお願いします
