「隣で蔵が建てばこちらで腹が立つ」
とは人間の心理をよく言い当てていると思う
他人と比べれば心が騒ぐ
慢心には4つあるらしい
・「慢」・・・自分より劣った者に対して、あいつより俺の方が優れていると思い
自分と同等なものに対しては、彼は自分と同等であると思うこと
・「過慢」・・・自分と同等な相手に対して、自分の方が優れていると思い
自分より優れたものに対しては、あいつは俺と同等だと見ること
・「慢過慢」・・自分より優れた相手に対して、彼より自分の方が上だと見ること
・「卑慢」・・・自分より優れた者に対して、自分の方が劣っていると知ること
慢心をおこさぬためには 他人と比較しないことだ とよく言われる
そう言われても われわれ凡人は知らず知らずに比較している
そんな慢心が芽生えた時
私は、
自分の“いま“は 私の為に
丁度良いように仕向けて下さっているのだと 思う
人間は他人と自分を比べるから そこからいろいろな悩みや苦しみも生じる
その点、相場は自分の欲との駆け引き なにも他人と比べる必要もない
儲けれた人がいれば よかったね と
私もいっしょに儲けるよ って思えばいい
なんでもそう
負けたら勝つようなればいい
ただそれだけのこと
他人の儲けをただ羨んでいるうちは いくらやっても儲けれはしない
自分が努力することだ
「お金は這うては(歩いては)来んで」と
だから努力して稼げ そして大事にしろ と
亡くなった母がよく言ったものだ
お金には足がはえている
必要な人には必要なだけ這うてくる
必要でない分は必要な人に分けてあげればいい
手を差し伸べれるのは人間だけ
でも、奪い合いを続ける者たちに手を差し伸べるのはもうやめにする
奪い合えばたらぬ
分け合えば余る