人間の本当の正しさは、平らであるということ
いつもたいらでいることはむずかしい
たまに右や左に傾いたり、
ときにはある方向に傾き続けることもある
たいらでないのは、なにかにこだわるから
人はなにかにこだわっていないと生きていくのがむずかしいから
毎日が平らでいることの道場なのである
いつもあたまのなかでなにかを考えている
そろそろこのあたまを手放そう
手放せば雑音が消える
雑音が消えれば一言・人を誤ることはない
人平不語 水平不流
一言・事を破る 一言・人を誤る という
人は平穏な時は何も語らない
水も平らなところでは流れない
何事も気は持ちようである
ものごとのいただきかた次第でいかようにでもなる
悪いことは良いように
良いことはさらに良いようにとらえなおしてみればいい
建てた玉が曲がれば「おお、ここは腕の試しどころだ」と思うようにしている(もちろん大曲がりだと分かれば損切りですが)
こころに間違いがあれば素直に”じぶん”を直してやれば
いつもこころは平穏無事にいられる
今年の初めころから私のご近所の家の壁の改修工事でにぎやかだ
流石に建ててから20年も経つといろんなところが痛んでくる
補助金も出るということで壁の修復工事をする家が増えている
だいたいどの家も500万位かかるらしい
積水の担当者が
「どのお家も35年ローンやらがまだ残っている段階でプラスのローンを組んで
やっているらしく、金利も上がった状態で増し増しのローンの支払いは
厳しかろうと思う」と言う
うちは建てたときの担当者が「長い目で見ればお得ですよ」と
古くなったら古くなったで風合いが出てくると吹付けの壁と
特殊な土でこしらえ耐久性が高いという瓦を使って建てたので
経費は結構掛ったけれど、
ドローンで屋根回りも調べたり、壁回りもクラックなど調べてくれたが
全く損傷はなく、
家内がまめに丁寧に掃除してくれているお陰で水回りも全く問題なし
もちろんローンも完済しているので気苦労もない

それにしても世知辛い世の中にどんどんなってくる
もしも、この家を子供たちのどちらかが継ぐということになれば
その時は(いつになるか知らないが)建て替えになるだろうかな
さて、建て替えられるだけの収入があるだろうか?なんて、
子供たちの時代を憂うのであります